建築家:戸髙 仁人(トルム建築計画事務所)
建築家コメント
この土地は、狭小道路を抜けた先にある大開口な敷地。
しかし、前面道路(西側)は2項道路でセットバックを要し、東側は崖条例が適用。なおかつ、2mほどの高低差がある、条件の厳しい敷地。
だが、デメリットだけではなく、相場よりも割安で購入することができる利点と西側に広がる水平線、東側に広がる緑。
空、海そして山を贅沢に取り入れきる敷地。良いところをしっかり取り入れた提案を心がけた。
敷地形状
戸高氏は、どんな土地形状であれ必ず良し悪しがあり、プランを検討する上で、その土地のメリットをしっかりと掴むことができれば、快適な住まいは造れるという。
そもそも高低差のある土地は何故安いのか?
それは、造成工事代等を含めると、相場価格になる様に設定されているからである。
そのため高低差だけを理由に悪い土地だと判断するのは時期尚早である。
それ以外の条件が良ければ、むしろメリットの方が多い可能性が高いのだ。
今回は、その高低差すらも利用した、土地と建物の素晴らしさをご紹介したい。
適切なプランニングを行えば、快適に暮らせ、プライバシーもしっかりと確保できることも確認して頂きたい。
高低差のある土地の利点
・相場よりも安く手に入る
・高低差があるため、隣地との高さが角度が変わるため、プライバシーを確保しやすい
・何よりも、眺望が手に入りやすい
眺望が良い角度を把握し、そこにどんなスペースを持ってくるのかを、クライアントとすり合わせを行う。
その場所を起点に、動線を波及させる。そうすることで、1番気持ちの良い場所が、確保でき、ゆっくりとくつろぐことができる。
土地を“読む力”というが、これが抜けていては、せっかくのプランも台無しに。
クライアントのライフスタイルを忠実に
3名家族のオーナー様。ご主人は、外でお酒を嗜んだり、読書をしたりと室内よりも室外(ベランダ)で寛ぐことが多く、奥様は、夜勤勤務等があり生活リズムはバラバラだが、録画リストを見るのが日々の楽しみ。お子様は、ゲームに夢中なお年頃。各自が自由に暮らし寛いでいる生活スタイル。
先ほども触れたように、奥様は不規則な生活そのため、夜中帰宅後TVをつけたい。だが音が気になって遠慮してしまう・・・
ご主人は、外でのんびりと佇むことが娯楽の時間。だが、平屋ともなれば周りの住宅からの視線が気になる。それだけは避けたい。できれば、視線が入らずパンツ一丁でもいられると嬉しい。
各家庭それぞれのライフスタイルがあり、そのライフスタイルをもとに落とし込んでいく。
アトリエ建築家が書き起こした、プランをぜひこの機会にご覧ください。
(物件概要)
敷地面積:462.45㎡(139.89坪)
床面積 :98.54㎡(29.80坪)
建築面積:110.34㎡(33.37坪)
(性能表示)
UA値 :0.51
ηAC値 :1.3
C値 :0.4
基準一次エネルギー消費量から55%削減
断熱等級:5【ZEH水準クリア】
ご予約方法
→見学会2枠だけ夜の部を追加致しました。(2023.11.13更新)
→11:00~、19:00~、20:00残り3枠です。(2023.11.16更新)
下記お申込みボタンより申込みください。
コロナウイルスやインフルエンザ等を考慮し、おひと組ずつのご案内とさせていただいております。
あらかじめご了承ください。(所要時間:おひと組45分)
キャンセルする場合は、前日までに090-2732-3344にご連絡をお願い致します。
(予約可能日時)
11月18日(土)
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