読谷村のマンション価格相場は？マンションと一戸建てどちらがおすすめ？

読谷村は沖縄本島のほぼ中心に位置しており、人口4万人となった平成26年に日本で一番人口の多い村になりました。沖縄市に隣接しており、県庁所在地である那覇市からも車で60分という利便性のため、近年では人口増加率の高い地域となっています。自然も豊かでありながら利便性も兼ね備えた読谷村に住みたい方は多いのではないでしょうか。

そんな読谷村に住むならマンションのほうがいいのか、戸建てのほうがいいのか迷いますよね。

そこで今回はマンションの価格相場を詳しくチェックしながら、戸建てとどちらがいいのか考えて行きたいと思います。

まず、マンションの相場から見ていきましょう。

読谷村のマンションを調べてみると、１件の新築マンションが現在建築中という情報が見つかりました。2LDK～４LDKとのことで、同じディベロッパーが近年販売している宜野湾市のマンションの価格が3,270万円～4420万円なのでその付近なのではないかと予想されますが、読谷村での価格はまだはっきりとはわかりません。

中古マンションは3件販売されていましたが、2件はマンション1棟一括販売のようで一億円を超えており、一番低価格な物件でも４LDKので4800万円と割高となっています。こちらの物件もホテルの一室を投資用に販売している物件なので割高となっているようです。

読谷村は自然豊かで景観もいいので人気のある地域ですが、マンションの棟数はそれほど多くないようです。まだまだこれから人口が増加していく地域ということもあって、マンションはこれから建築されていくのかもしれませんね。

出典先：https://www.macky-okinawa.com/2023/01/23/
読谷村の売買新築・中古マンション-うちなーらいふ (e-uchina.net)

出典先：中頭郡読谷村のマンション売却価格相場・推移 (t23m-navi.jp)

読谷村のマンション成約価格の推移は、2019年3月までは22万と、沖縄県内のマンション販売価格の相場よりも随分低価格であったのにも関わらず、徐々に上昇をし続けて2020年3月には1㎡あたりの売却額が100万円を超えています。

人口増加率の上昇とともに、地域としても人気が出てきたことで地価が上がっていると考えられます。また近年注目度が上がっている不動産投資の為の物件として割高に売買されている物件もあることから、全体の価格相場が引き上げられていると考えられます。

では、今後のマンション価格の相場推移はどうなっていくのでしょうか？

日本で一番人口の多い村として注目されている読谷村は、近年でも人口が増え続けています。
沖縄市に隣接し、那覇市からも遠くない距離である読谷村は、市街地へのアクセスが良いことから人口は今後も増加し続けていくでしょう。人口が増えていくことで、マンションの建築も今後進んでいくかもしれません。また、読谷村自体が市街化していく可能性もあります。

沖縄県内の新築マンションを見ていると、3,000万円後半から4,000万円後半となっていますので、住宅用として今後新築マンションが建築されていけば、マンション価格相場が上がり続けていく可能性は十分あるでしょう。

出典先：https://jp.gdfreak.com/public/detail/jp010050000001047324/15 

それでは一戸建ての場合はどうなのでしょうか？

読谷村の戸建ては、新築分譲で3,290万円～4,280万円となっています。中古住宅の場合だと、注文住宅の中古の場合もあるので、もう少し相場に幅があり、1,600万円～9,800万円となっています。

現在読谷村で販売中の戸建て物件の事例は以下の通りになっています。

＜新築分譲＞
・読谷村高志保 ４LDK 3,290万円
・読谷村高志保 ３LDK 4,280万円

＜中古住宅＞
・読谷村波平 ３DK 築49年 1,600万円
・読谷村渡慶次 ３LDK 築8年 4,780万円
・読谷村長浜 ５LDK 築4年 9,800万円

出典先：https://www.homes.co.jp/kodate/chuko/okinawa/nakagami_yomitan-city/list/
https://www.homes.co.jp/kodate/shinchiku/okinawa/nakagami_yomitan-city/list/

上記の販売価格事例から、１㎡あたりの価格を比較してみましょう。
マンションでは1㎡あたり103.4万円、戸建ての場合では、新築分譲の場合43万円、中古住宅の場合は58万円が最高額となり、マンションよりも戸建てのほうが1㎡あたりの価格は抑えめであることが分かりました。

現在販売されている投資用の物件であったり、別荘用として販売されている物件が平均価格を上げている可能性も考えられますが、価格の高騰であったり、マンションの販売件数が少ないことを考えると、戸建てのほうが推奨できるでしょう。

戸建てであれば、新築分譲の販売戸数も多いですし、土地分譲も多く見られたので、注文住宅を建てることも可能です。中古住宅も数多く販売されているので、地域やライフスタイルによって多様な選択肢から選ぶことができるでしょう。

いかがでしたでしょうか。読谷村のマンションはまだまだ戸数も少ないことや、自然豊かな環境から別荘地や投資用物件として売買されるため割高となっていました。半面、戸建ては建物も土地も数多く分譲されていますし、中古物件も数多く販売されているので、様々な選択肢から自身のライフスタイルに合わせたマイホーム選びが可能になるでしょう。