01,「ZEH」とは?一般住宅との違い
ZEHとは「net Zero Energy House(エネルギー収支をゼロ以下にする家)」という言葉の略称です。例えば、以下に示す対策を行い、快適でありながら電気料金がかからない家をつくります。
- 住宅の高断熱性能
- 省エネ設備機器
- HEMS
- 太陽光発電システム(再生可能エネルギー)
出典:経済産業省資源エネルギー庁「
省エネポータルサイト」
また、ZEHを考えるとき気になるのが、一般住宅との違いです。参考として、以下にZEHと一般住宅の違いを整理しました。
上表からも分かるように、ZEH基準を満たした住宅は省エネ性能・住みやすさに優れています。また、環境対策としても効果を発揮するため、現代にあった住宅だといえるでしょう。
すでに日本政府のほうで「2030年以降に建築されるすべての住宅を、ZEH基準を満足する家にする」という目標が掲げられてます。
「あすなろ建設×R+house沖縄市南」では、もうすぐやってくる住宅の目標にいち早く取り組むべく、ZEHに取り組むハウスメーカー「ZEH対応ビルダー」としてご提案を行っています。ZEH基準をクリアした住宅建築に興味をお持ちなら、ぜひ「あすなろ建設×R+house沖縄市南」にご相談ください。
02,ZEH基準を満たす住宅のポイント
そもそもZEH基準を満たすためには、何を考える必要があるのでしょうか。ここで重要となるのが次のポイントです。
-
ZEH強化外皮基準(UA値、ηAC値)を満足すること
-
気密性能(C値)を0に近づける(下げる)こと
- 基準一次エネルギー消費量から 20%以上の一次エネルギー消費量削減すること(再生可能エネルギー等を除く)
-
再生可能エネルギーを導入すること(容量の規定なし)
- 再生可能エネルギー等を含め、基準一次エネルギー消費量から100%以上の一次エネルギー消費量削減すること
上記の条件を簡単に説明するなら「住宅の省エネ対策をしっかりと行い、日常的に使う電気エネルギーを再生可能エネルギーだけでまかなう」というイメージです。
また、沖縄県においてはUA値の基準がなく、ηAC値の基準のハードルが低いという特徴をもっています。他県よりもZEH基準を満足しやすいので、この機会にZEHを検討してみてはいかがでしょうか。
「あすなろ建設×R+house沖縄市南」では、ZEH基準について詳しく理解しているZEH対応ビルダーがご施主様をサポートいたします。ZEH基準を満たす家づくりを検討したいなら、ぜひ「あすなろ建設×R+house沖縄市南」にご相談ください。
03,ZEHは一般的な住宅よりも費用が高い?
ZEH基準を満たす住宅を建てるにしても、やはり気になるのが「費用面」でしょう。結論として、ZEH基準を満たす住宅は気密性・断熱性を高めるため、一般住宅よりも初期費用が高くなります。費用が増える理由は次のとおりです。
- 開口部(玄関・窓)に高性能な気密性の建材を利用しなければならない
- 住宅全体の断熱性を高めるために高性能な断熱材を配置しなければならない
- 電気代のかかる機器を省エネ性能の高い機器にしなければならない
- 太陽光発電システムといった創エネのシステムを導入しなければならない
出典:経済産業省資源エネルギー庁「
なっとく!再生可能エネルギー」
建物や土地の条件によって異なりますが、ZEH基準を満たす住宅は一般住宅と比べて、200〜300万円ほど値段が上がります。そのため「金額が高くなるなら、やらない方がいいのでは?」と考える方も多いでしょう。
それならご安心ください。上乗せされた費用の問題は省エネによる電気代節約、そして補助金制度によってすぐに解決できます。記事の後半では、お得に利用できる理由を詳しく解説しています。安く高性能な住宅を手に入れたい。と考える方は、このまま記事を読み進めてみてください。
04,ZEH対応ビルダーを利用するメリット
これから家を建てたいと考えているのなら、「あすなろ建設×R+house沖縄市南」といったZEH対応ビルダーに相談するのがおすすめです。高い省エネ性能を誇る家づくり、そしてトータルコストに優れる家づくりを提案します。
ZEH対策ビルダーを利用するメリットを詳しく見ていきましょう。
メリット①光熱費のかからない家づくりができる
ZEH対応ビルダーに相談すれば、光熱費がかからない省エネ住宅を提案してもらえます。
「
一般社団法人 住宅生産団体連合会」で公開されている一般住宅・ZEH基準を満足する住宅における光熱費の違いを見ると、
年間12~18万円程度の差が出ると分かります(下図参照)。
出典:一般社団法人 住宅生産団体連合会「
年間の光熱費比較」
また、木造住宅の寿命は約30年と言われているので、30年後の光熱費を計算した場合、360~540万円もの違いが生まれると分かります。よってZEH住宅なら、初期費用200~300万円+維持管理費のみで対応できるため、一般住宅と同額もしくは、それ以下の費用に抑えられるのがポイントです.
ZEH基準を満たす住宅を建てる場合、初期費用は掛かってしまいます。しかし、長い目で見れば、一般住宅を上回るポテンシャルをもっているため、導入して損することがありません。
メリット②室温を一定に保ちやすい【春夏秋冬】
ZEH対応ビルダーを利用すれば、夏は涼しく冬は暖かい快適な住まいが手に入ります。
出典:経済産業省資源エネルギー庁「
『ZEH』でお得に賢く快適生活」
気密性・断熱性に優れた家づくりができるため、空調設備を少し運転するだけで、温度を適温に保てます。また、開口部から室温を逃しづらい構造であるほか、外気温の影響で室温変化を防止できるのが魅力です。
季節を問わず省電力で快適な我が家を維持できる。同時に、利用する電気は太陽光発電システムから生み出したものだけ。
ZEH対応ビルダーは、ご施主様が住宅に求める条件を踏まえ、最適な家づくりを提案します。春夏秋冬いつでも快適な家を手に入れるため、まずは「あすなろ建設×R+house沖縄市南」にご相談ください。
05,ZEHはお得な補助金にも対応!
ZEH基準を満たす住宅を建てたいなら、補助金制度が利用できると知っておきましょう。
現在、一般社団法人 環境共創イニシアチブでは、ZEH支援事業として「令和4年度・令和5年度 戸建住宅ZEH化等支援事業」が募集されています。ZEH建築において1戸当たり55万円の補助額、そして蓄電システムの導入によって+αの補助額を支援してもらえます。
約200~300万円程度の初期費用がかかるZEH対策のハードルを大きく下げてくれる補助金制度。「あすなろ建設×R+house沖縄市南」では、ご施主様のご予算に合わせて、補助金制度のサポートも行っています。お得に家づくりをしたいなら、ぜひご相談ください。
06,長期優良住宅とは?ZEHとの違い
長期優良住宅とは、長期にわたり良好な状態で使用するために、大きく分けて以下のような措置が講じられている住宅を指します。
①長期に使用するための構造及び設備を有していること
②居住環境等への配慮を行っていること
③一定面積以上の住戸面積を有していること
④維持保全の期間、方法を定めていること
⑤自然災害への配慮を行っていること
上記のうち①は建築物に関する技術的な基準で構成されており、その多くは住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度の基準(以下「評価方法基準」といいます。)を準用しています。
また、上記①~⑤の全ての措置を講じ、所管行政庁(都道府県、市区町村等)に認定申請を行えば、長期優良住宅としての認定を受けることが可能となっています。
引用:
長期優良住宅のページ - 国土交通省
ZEHと長期優良住宅の違い
・ZEH=省エネ性能が高い家
・長期優良住宅=長持ちする家
「省エネ性能が高い住宅」とは、太陽光パネルの発電を活用して光熱費をゼロまたは安くするタイプの住宅のことです。
「長持ちする家」とは、省エネ性能、耐震性能がある程度高めで、メンテナンスもしやすい住宅のことです。
ZEHも長期優良住宅もそれぞれ認定基準をクリアするために費用負担が増える、建築期間が長くなる等
デメリットはありますが節税や補助金、低金利の住宅ローンの活用などメリットも多い制度です。
07,あすなろ建設×R+house沖縄市南は、ZEH・長期優良住宅どちらも対応可能です。
沖縄県は、ZEH基準であるUA値がなく、ηAC値のハードルも低いエリアであるため、ZEHを建築しやすい場所だといえます。また、気密性能であるC値を抑えることにより、少ないコストでZEHが手に入ります。さらに、補助金制度を利用すれば、費用を抑えつつお得にZEH基準を満たす住宅を建てられるのがポイントです。
新築の際に、ZEHや長期優良住宅も検討してみたい場合は、是非個別相談からお申込みください。